最近はよくネットでの投資に関する情報をよく目にしますが、私も過去に少しばかり投資をして多少儲けさせてもらったことがあります。今日では若い人、主婦の方なども気軽に投資ができる時代になったということです。そんな方たちも投資に関する情報誌、ネットでの情報収集にぬかりはないかと思われます。
しかし、「誰でも簡単に始められる」はたして本当にそうでしょうか？多少の知識がありお金や時間に余裕のある人と、多少の知識はあるけどお金も時間の余裕も無い人ではどうでしょう。投資を行うには当然リスクを覚悟しなければなりません。１０００万円損をしても気にしない人がいるかもしれませんが、１０万円の損でも大金と感じる人がいると思います。（私は後者ですが・・。）

情報誌と言われるものの中には「この会社の株で儲けた」という人達の話がよく出ておりますが、その情報誌が発売された時にはすでに「少し前の情報」になっているはずです。以前証券業界で仕事をしていた友人が「儲かっている人がいれば、その分損をしている人がいる」とよく言っておりました。（その他裏話も色々聞かされましたが。）「お小遣い稼ぎ」などを紹介するサイトで株について取り上げている方々の中には、ものすごく勉強をされており多くの利益を得ている方も数多くいらっしゃいます。こういった方たちは＜儲かっている人＞にあたるのでしょう。

誤解を招くと困るので言っておきますが、私は、投資が悪いと言っているのではありません。でも、「今まで投資を知らなかったけど、始めてみよう」と思っている方には、少なくとも次の点は頭に入れておいて欲しいのです。
１．人から聞いた情報、他人の話し、情報誌などを鵜呑みにしてあまり知らない会社に投資をしない。
２．買おうとする銘柄の会社が本業でどれだけ儲かっているのか、資産、売上高、営業利益はどのくらい伸びているのかなどは最低限把握しておくことは必要ですよね。
３．投資をするための窓口となる会社のことも把握しておく必要があります。派手に宣伝しているところばかりがいいとは限らないと思います。
４．儲かっても、損しても自己責任だということ。
皆さんの方がよっぽどかご存知だと思いますが・・・。当たり前すぎましたね（＾＾ゞ

私は情報誌などを見ていると、誰でも儲かると言う錯覚に陥ってしまうのではないかという気がしてなりません。損をしている人達の話も載せてみてはいかがでしょうか（笑）。

ここに書いたことはあくまでも「昔、投資をしたことがある」というだけのシロウトの意見ですのであしからず。

シロウトの投資

私は前回人の話を鵜呑みにしないほうがよいと書きましたが、やはり自分の力で儲かりそうな銘柄をコツコツ探すのが一番ですね。短期、長期、安定株，成長株など、ものによってかなり変わりますし・・・。

最近中国株云々と言われておりますが、以前から仕事で上海などの中国によく行っている東京の知人が、「中国株まだ大丈夫だろう」とは言っておりますが、アメリカ、日本もバブルで痛い思いをしているのだからと笑っておりました。彼曰く、日本は個人投資家に情報が入るのは少し遅いのではないか？投資の話になるとそんなことをよく言っておりました。
中国でのサッカー騒動の時、日本のテレビ報道を例にとり、「ああいう騒ぎは決してよいことではないが、あの報道の仕方はマスコミ操作じゃないの？一般個人投資家はまだマスコミ関係の情報に惑わされているのかもしれないよ」と。

つい最近もテレビで、某経済評論家が一般投資家の60％くらいは決して儲かってはいないのでは？と言う話をしておりました。 私の知人は日本で騒がれているほどには考えていないようで、「オリンピックがあるから、とか色々言われているが共産国の明日は判らないよ」と笑っておりました。（少々オーバーかなとは思いますが）

私はこのようなことを書いたりしておりますが、決して投資に対して否定をしているわけではありません。私自身も勉強不足なので、もっと研究しなければと言う気持ちからです。私自身再チャレンジするつもりでいます。

皆さんもご存知と思いますが、私のオススメは吉田龍司氏の「儲かる株を自分で探せる本」。また無料スクリーニングサービス提供している「ＭＳＮマネー」「株マップｃｏｍ」「トレーダース・ウェブ」のサイトを覗いてみてはいかがでしょうか。
こちらも皆さんご存知と思いますが、手軽なのはコンビニのローソンのＡＴＭでも取り扱いの「ピーカブー」（日興コーディアル証券の媒介）など。 いずれにしても、自分の力しだいなのでしょうね（＾＾ゞ